鏡の中の私

一番見慣れた自分ってなんですか？
誰でもそうだと思いますが、鏡の中の自分ではないのでしょうか。
当然なのですが、鏡は現物の左右逆に映ります。
話を戻しますと、自分だと思っている自分は、左右逆の鏡像です。

左右対称の顔の人など、この世に存在しません。
つまり、鏡像を自分だと信じているのは自分だけなのです。
ここに、写真写りが悪いと勘違いしている大きな原因があります。
集合写真などで、自分の顔だけ違和感を感じるのはこういう理由です。

スマホの自撮りは、鏡像です。それだけに自分は安心するのです。
でも、それは文字通り自己満足になってしまっています。
 

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